私がいろいろ試した結果、Excelのデフォルトの設定である、[MS Pゴシック]の[11]を他のフォントのサイズに変更した方が、画面表示と印刷結果が一致しやすい事がわかりました。
特にフォントのサイズを「10」又は「12」に変更した方が一致しやすいのです。(私は[12]にしています)
新規に表を作成する場合は、以下の設定を変更します。
[ツール]→[オプション]→[全般]→[標準のフォント]の欄の[サイズ]を[10]又は[12]にしOKし、Excelを再起動
ボタン→[Excelのオプション]→[基本設定]→[フォントサイズ]を[10]又は[12]にしOKし、Excelを再起動
[ファイル]→[オプション]→[基本設定]→[フォントサイズ]を[10]又は[12]にしOKし、Excelを再起動
この状態で、表を作成していきます。
※画面表示ではセル内におさまっていてる
※印刷プレビューでも、セル内におさまっていてる
フォントサイズ「12」では大きすぎると思われるかもしれませんが、この状態で、[標準のフォント]を変更せずに、フォントの種類、フォントサイズを変更すれば、問題ありません。
(1)でワークシート全体を選択し、(2)でフォントの種類とフォントサイズを変更します。
フォントサイズを変更したので、続きを入力します。
再度、プレビューで確認します。
すると、セル内に収まっているものの、少し印刷プレビューの方が、はみでる方向になっています。
そこで、さらに、[ズーム倍率]を1%刻みで変更していって、印刷プレビューと画面表示が一致するズーム倍率を探します。
ズーム倍率を98%にしたところ、画面表示と印刷プレビューがほぼ一致しました。
(ズーム倍率のボックス内に直接、[98」と入れ、Enterします)
※セルの列幅が極端に広い場合は一致しない事もあります。
既に作成したファイル上で[標準のフォント]を変更するには、
既に作成したブックの標準のフォントを変更する
をします。
※Excel2003のスタイルの編集ダイアログ
ここで[標準のフォント]を変更した際の最も注意すべき点があります。
それは、シートの[移動又はコピー]で、[標準のフォント]が違うものどうしを合体すると、
表のレイアウトが崩れるという事です。
つまり、[標準のフォント]を変更した場合は、シートの[移動又はコピー]で合体する可能性のあるもの全ての[標準のフォント]を同じに統一する必要があります。
[標準のフォント]を変更した場合の注意点は、以下を参考にして下さい。
シートの移動又はコピーでシートを別のブックに移動して印刷するとレイアウトが変わる
列や行のフォントのサイズが小さすぎる(大きすぎる)