エクセル研究室−Excelの基本的な使い方、応用技を紹介

Excel形式変換テクニック1

Excel以外のアプリケーションのデータをExcelに貼り付ける方法について紹介します。


■csv形式のデータをExcelに貼り付ける

csv形式のデータはExcelがインストールされているとExcelで開けるので、容易に 貼り付ける事が出来ます。csv形式データには書式はデフォルトのものが適用されるので、貼り付ける際、【形式を選択して貼り付け」→【値】か【数式】で貼り付ける事が重要です。



■Word形式のデータをExcelに貼り付ける

WordとExcelは互換性があって普通に貼り付けを選ぶと罫線なども作成されて貼り付け出来ます。 書式はいらないよ、というならcsv形式などと同様ですが、WordなどのExcel以外のアプリケーションからコピーし、形式を選択して貼り付けを選ぶと、普段と違うダイアログになります。この時、テキストを選ぶのがコツです。



■jtd形式(一太郎)のデータをExcelに貼り付ける

jtd形式(一太郎)は一般的にWordで開く事が出来ます。Wordでファイル→開く→ファイルの種類をすべてかjtd形式にして開きます。あとはWord形式の場合と同様の手順で貼り付け可能です。



■html形式のデータをExcelに貼り付ける

よく掲示板などの質問で下記の様な形式で投稿されています。
これをExcel上に表を再現する簡単な方法です。

  A  B  C  D  E
1 番号 氏名 生年月日 電話番号 備考
2 1  ○△□子 1985/3/1 000-000-0000
3 2  □×◎男 1969/11/5 000-000-0000 ◎

上記全体を範囲選択し普通にコピーします。
A1のセルで形式を選択して貼り付け→テキストで貼り付けます。
次に、A列を選択→データ→区切り位置→カンマやタブなどの区切り文字によってフィールド毎に区切られたデータを選び、次へ、スペースにチェックし、完了

A・B・Cと1・2・3の列番号・行番号が不要なので、Aの列と1の行を削除


※まとめ※

Excel以外のアプリケーションからコピー→貼り付けをする場合はとにかく【形式を選択して貼り付け】を選んでみる。